出張治療(指導)と、講習会との違いは、なんでしょうか?
先生方は、学会、勉強会、講習会など、週末等を利用して、日々の治療のアップデートを行われていると思います。しかし、話の内容に関しては、一般的なこと、もしくは演者の先生の治療症例が多く、実際ご自身の患者様の治療方法に関して、話し合える場というのは、少ないのではないしょうか?(一般的な話であり、もちろん例外はあります)
さらには、そういった症例相談に関しても、エビデンスに基づいたディスカッションよりも、先生の経験に基づいてお話されていることの方が多いかもしれません。臨床経験はとても重要だと考えていますが、最も大切なことは、どの情報が経験からきているものであり、どの情報がエビデンスに基づいているものなのかを、知っておく必要があります。この知識は、今後のご自身の情報アップデートの際に、とても役に立ちます。なぜなら、ご自身の病院に新しい治療を導入したいと思われている先生へは、どの治療方法は安全で、どの治療方法がそうではないのか、を決定するとても重要な判断材料になるからです。
つまり、講習会との違いは、学生の頃の、大手予備校と学習塾のような違いだと考えて頂ければ、わかりやすいのではないでしょうか?大手予備校では、決められたカリキュラムをこなして、学んで行きますが、学習塾では、より個人の知識、求めるものによって、授業形態を変えると思います。この出張治療(指導)は、そういった学習塾のような存在だと考えて頂ければと思います。
さらには、そういった症例相談に関しても、エビデンスに基づいたディスカッションよりも、先生の経験に基づいてお話されていることの方が多いかもしれません。臨床経験はとても重要だと考えていますが、最も大切なことは、どの情報が経験からきているものであり、どの情報がエビデンスに基づいているものなのかを、知っておく必要があります。この知識は、今後のご自身の情報アップデートの際に、とても役に立ちます。なぜなら、ご自身の病院に新しい治療を導入したいと思われている先生へは、どの治療方法は安全で、どの治療方法がそうではないのか、を決定するとても重要な判断材料になるからです。
つまり、講習会との違いは、学生の頃の、大手予備校と学習塾のような違いだと考えて頂ければ、わかりやすいのではないでしょうか?大手予備校では、決められたカリキュラムをこなして、学んで行きますが、学習塾では、より個人の知識、求めるものによって、授業形態を変えると思います。この出張治療(指導)は、そういった学習塾のような存在だと考えて頂ければと思います。
必要な治療と不必要な治療とは?
角化歯肉の幅は何ミリ必要ですか?
何ミリのポケットであれば、外科的介入が必要でしょうか?
再生療法を行うべきか、切除療法を行うべきか?
メインテナンスの期間はどのように決めていますか?
といったような、質問に対する答えを先生方はお持ちでしょうか?天然歯、インプラントでも、それぞれ答えは変わってきます。
この出張治療(指導)では、こういった決定をどのように行うべきなのか、等についての知識も得て頂き、治療を一緒に行っていきます。
何ミリのポケットであれば、外科的介入が必要でしょうか?
再生療法を行うべきか、切除療法を行うべきか?
メインテナンスの期間はどのように決めていますか?
といったような、質問に対する答えを先生方はお持ちでしょうか?天然歯、インプラントでも、それぞれ答えは変わってきます。
この出張治療(指導)では、こういった決定をどのように行うべきなのか、等についての知識も得て頂き、治療を一緒に行っていきます。
英語の論文を時間をかけてでも、見なければいけないのでしょうか?
学会、講演会等以外の、知識のアップデートの方法として、和文歯科雑誌による情報収集が挙げられると思います。そういった雑誌は、読み物としてはとても読みやすく、現在のホットなトピックを見つけたりするのには、最適だと思います。しかし、英文の雑誌(いわゆる論文)との大きな違いがあります。大学院を卒業された先生であればご理解して頂きやすいと思いますが、それはpeer-reviewedであるかどうかの違いです。つまり、他の同分野のエキスパートにより、その論文がそこに書かれている内容で本当に再現可能なことなのか、実験結果と結論が本当に一致しているのか、の審査が入り、それを通過した論文のみが掲載されます。そのため、英語の論文に掲載されている情報は、基本的にご自身が実験検証をされていなかったとしても、信頼して診療の役に立たせることができると考えて頂けます。論文によって、実験の形態にばらつきがあるため、すべての実験が同等の信頼性があるわけではないので、出張治療(指導)では、そういったことをふまえて、ディスカッションをできればと考えております。
日本と欧米の新しい治療に対する考え方の違いはなんでしょうか?
日本での最新治療に対する考え方と、欧米での治療に対する考え方は大きく異なります。
上記したことにも関連することはありますが、日本の場合、著名な臨床家の先生がおっしゃる意見というのが、とても大きな影響力をもたらしているように感じます。多くの場合は根拠に基づくことであるため、問題は起きませんが、そうでないことも頻繁に起こります。
典型的な例をしては、パーフェクトペリオの件が挙げられると思います。現在では、歯周病学会から以下のような声明が出されているので(http://www.perio.jp/file/about_perfect_perio.pdf)、問題はありませんが、パーフェクトペリオが登場し購入された先生の中で、いったい何人の先生方が、英語の論文をチェックされたでしょうか?
欧米では、peer-reviewedの雑誌を読み慣れている専門医が、そういった治療の導入の有無を決定するため、導入前にどういったレベルのエビデンスがあるのかを確認してから、使用し始めるますし、専門医教育では、そういった判断が自分でできるように、教育を受けます。
上記したことにも関連することはありますが、日本の場合、著名な臨床家の先生がおっしゃる意見というのが、とても大きな影響力をもたらしているように感じます。多くの場合は根拠に基づくことであるため、問題は起きませんが、そうでないことも頻繁に起こります。
典型的な例をしては、パーフェクトペリオの件が挙げられると思います。現在では、歯周病学会から以下のような声明が出されているので(http://www.perio.jp/file/about_perfect_perio.pdf)、問題はありませんが、パーフェクトペリオが登場し購入された先生の中で、いったい何人の先生方が、英語の論文をチェックされたでしょうか?
欧米では、peer-reviewedの雑誌を読み慣れている専門医が、そういった治療の導入の有無を決定するため、導入前にどういったレベルのエビデンスがあるのかを確認してから、使用し始めるますし、専門医教育では、そういった判断が自分でできるように、教育を受けます。